夫婦と子育て
夫婦の10分
ふたりの仲を保つのに、まるごとひと晩はいりません。スマホなし、子どもの話もなしの10分が、1週間を変えます。残っている時間を教えてください。アイデアをひとつ引きます。
保存したアイデア
なぜ10分で始められるの?
子どもの誕生は、ほとんどの夫婦を揺さぶります。ワシントン大学の研究では、出産後に夫婦関係の満足度が下がった母親は67%。子どものいない女性では49%でした(Shapiro, Gottman & Carrère, 2000)。
ふたりを守るのは何でしょう? 豪華な旅行ではありません。研究を率いた研究者は、3つの習慣を挙げています。毎日の愛情表現、相手の毎日への関心、そしてふたりで問題に向き合うこと。どれも数分でできることです。
夫婦関係を専門とするゴットマン研究所も、特別なイベントより小さな習慣を大切にしています。朝、別れる前のひとこと、再会したときのちゃんとしたキス、ありがとうを伝える数分間。1日10分は、無理なく始められる方法です。
子育て中に、夫婦の時間をつくるには
時間は「見つかる」ものではなく、「取る」もの。毎日があふれていても続けられる、いくつかのコツです。
- すでにある時間にくっつける寝かしつけの直後、朝のコーヒー、週末のお昼寝の時間。あいまいな約束より、習慣にくっつけた時間のほうが続きます。
- その数分を守るスマホは別の部屋に、テレビは消して、必要ならタイマーを。並んで画面を見る1時間より、本当に向き合う10分のほうが価値があります。
- 話題を変える段取りの話も大切ですが、この時間にはしません。「牛乳を買わなきゃ」が浮かんだら、あとでメモしておきましょう。
- 交代である夜はひとりがアイデアを選び、次の夜はもうひとりが。どちらかが全部を計画しなくていいように。
- 長めの時間も、ときどきできるときは月に一度、本当の「ふたりの夜」を。祖父母、ベビーシッター、一時預かり、子どものいる友だちとの預け合いも手です。
- 罪悪感はゼロで1日できなかったくらいで失敗ではありません。疲れ切った夜は、5分のハグだって立派なふたりの時間。また明日から。
よくある質問
赤ちゃんがいても、夫婦の時間をつくるには?
まとめて長くより、短く何度も。赤ちゃんのお昼寝や寝かしつけのあとなど、すでにある時間に数分をくっつけましょう。それぞれが息をつけるように分担し、ときどきは家族や友人の手を借りて、本当の「ふたりの夜」を。
1日10分で、本当に足りる?
魔法ではありませんが、無理のない始め方です。大切なのは、続けることと、向き合う質。画面も段取りもなしの10分は、それぞれがスマホを見て過ごすひと晩より、ふたりの関係を育てます。
子どもが寝たあと、夫婦で何をする?
静かにできることを。画面なしのお茶、肩もみ、10行の手紙、ふたりの質問、同じブランケットで見るドラマ1話。「子どもが寝ている」をオンにすると、静かにできるアイデアだけが出てきます。
5分で、夫婦で何ができる?
たくさんあります。6秒のキス、今日のよかったこと3つ、ピンポイントのありがとう、20秒のハグ、心のお天気。ツールで「5分」を選べば、5分でできるアイデアを引けます。
疲れすぎて、何もする気になれないときは?
横になったままでもできる5分のアイデアを。20秒のハグ、心のお天気、今日のよかったこと3つ。ふたりで一緒に早く寝るのも、立派なふたりの時間です。
子どもを預けて、夫婦で過ごす夜も必要?
できるときは、ぜひ。ときどきの「ふたりの夜」は、ふたりの関係にいい影響があります。でも、それを待たなくても大丈夫。毎日の小さな習慣が、次の夜までのふたりをつないでくれます。